医療・論文・学会・研究
医療・研究・論文イラスト
2014.05.19
指示原稿・写真・画像などの資料から、電子カルテ向けのシェーマ画像などをオリジナルイラストとして制作しています。
実例を挙げながら、制作手順を簡単にご説明いたします。
兵庫県S病院様 下鼻甲介の内部の構造の2Dイラスト・3Dイラスト作成のご依頼
写真や資料を頂き、イラストのタッチなどをヒアリングをし、イラスト・トレースと3Dイラストを同時進行で行いました。
2Dイラストについて
部位の位置や表現方法などの細かいご指示を頂きましたので修正し、見やすいイラスト表現をご提案いたしました。
写真をそのままトレース
説明文や部位名称をそのまま入力
ご提案後:説明に必要では無い部分をシャドウにして必要な部分を目立たせる
お客様のご要望で、イラスト、矢印、文字専用のレイヤーに分け、イラストレータで納品いたしました。
3Dイラストについて
3Dイラストの角度、質感や神経を含めた表現技法など様々なご指示を頂きました。
1. ラフ原稿(下描き)作成
写真や資料、手書きの指示原稿からラフ原稿(下描き)作成し作業を進めます。
2. 3Dモデリング
当社がセキュリティー設定をした3Dデータをお渡しし、モデリング形状をご確認していただきます。
今回は2週間までファイルが開けるように設定いたしました。
神経などの3D表現の修正がありましたので、再度モデリングをいたしました。
セキュリティー設定した3Dファイルについて
設定期間外にファイルを開こうとすると、
「有効期間の後に、開くことはできません。」
というメッセージがでてファイルを開くことができないようになっています。
3. レンダリング
適切な角度に調整し、レンダリングを行います。
透明な部分、半透明な部分などの細かいご指示がありましたので、修正し、再度レンダリングをいたしました。
実際には2と3の工程を何度か繰り返して校了となりました。
4. データ納品
校了後、データを納品いたします。
GIF、JPG、TIFF、PDFなどのデータ形式にも対応いたします。
医療イラスト紹介
当社が手がけた医療イラストを一部ご紹介いたします。